こんなウソみたいなことを成し遂げたのが、大村達郎という人物だ。
実際には、合計100万1656円。
彼はメディアで大げさにテクニックを披露することもないし、SNSで自慢げに何かを語ることもない。本人の言葉を借りるならば、「慢心したら人間は終わり」「上には上がいるから」だ。
とはいえ、稼いだ金額を聞くと……たくさんの質問が思い浮かんでくる。
どのエリアが一番稼げるのか? どの時間帯がおすすめなのか? 自転車とバイクはどちらがいいのか?
UberEatsの話を中心に過去のキャリアや今後の展望について、いろんなことを聞いてみた。
──他の配達員と比べて、自分が一番違うところは?
他の仕事と違って、他の人がどんな風に仕事をしているのか、後ろから追っかけて観察するわけにもいかないので、自分と誰かを比べることは、正直、難しいです。
でも、ピックアップ先で配達員が「Google マップ」をじっと見て、ルートを確認しているのはよく見ます。
そして、僕は「Google マップ」をほぼ使いません。
町名を見れば、自分がどこの方向に向かえばいいのか、体がそっちの方向に向いているので、他の配達員がルートを確認している間に、もう走り出してしまっていますね。
使う時があるとしたら、お客さまに住所の不備がある時だけです。
──でも、なんでそんなことができるんですか?
もともとバイクでメッセンジャーをやっていたんですよ。だから、東京都内なら最初に3秒くらい地図を確認すれば、だいたいは最短ルートで目的地に行けます。その能力が一番の強みかもしれません。
単価考えたらめちゃくちゃ有能なんちゃう?
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