訝しい表情で話すのはチーム41年目、精神的支柱として君臨するワイ内野手。
事の始まりは、マッマ監督の素麺8連投の采配からだった。
一般的に夏場に強いとされる素麺投手だが、それでも8連投は尋常ではない酷使だ。
栄養面を考えて問題が残る。それに疑問を呈するのは当然だろう。
しかしマッマ監督は取り付く島もなく8連投を決定した。
「こんな采配を続けるのなら、僕はこのチームへの愛情を失ってしまうかもしれない」
そう語るワイ内野手は、トレードやFAへの志願の姿勢を垣間見せた。
ワイ内野手の、今後の動向に目が離せない。
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