試合はボクシングルールに乗っ取って行なわれたはずだったが、ゴングが鳴るやいなや、玄武はルールを無視した振る舞いのオンパレード。転ばせる、蹴るだけならまだしも、2ラウンド目には、木村を抱きかかえて、頭から落とす危険極まりない技も炸裂させた。
中国の複数メディアの情報をまとめれば、木村陣営は「ボクシングルールに基づくエキシビションマッチ」として契約を締結していた。だが、試合開始直前になって大会主催者側が、「中国カンフーvs日本のボクシング」という異種格闘技戦に勝手に変更していたというのだ。
危険を察知した木村のセコンドが2回途中に止めに入った試合は、玄武の2回KO勝ち……。このあり得ない決着を含めて、中国国内でも玄武側に批判が殺到。元総合格闘家の劉文擘は中国版ツイッター「ウェイボー」で、「最もスポーツ道徳観のない試合だ」と傍若無人な振る舞いを糾弾した。
人気あってもこんなエキシビジョンみたいなことさせられるんやな
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