磁石で患者の顎を固定する減量器具が、ニュージーランドで開発された。研究班は肥満解消の新ツールとうたう一方、中世の拷問器具のようだとの批判も出ている。
「デンタルスリム・ダイエット・コントロール(DentalSlim Diet Control)」は、上下の臼歯に取り付ける磁石と締め付けボルトから成り、装着すると顎が2ミリしか開かなくなる。
研究を率いる、オタゴ大学(University of Otago)のポール・ブラントン(Paul Brunton)氏は、この器具により呼吸や会話を阻害することなく食事を流動食のみに制限でき、「悪影響が一切ない」と語った。
お口磁石
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