
第1期ジャンプの漫画学校における「Dr.STONE」「アイシールド21」の稲垣理一郎先生による講義録です。
めちゃくちゃタメになり、面白いと思います。是非創作に興味ある方はご覧ください!https://t.co/6o0EIqCGzI
— モミー 【少年ジャンプ+編集】 (@momiyama2019) February 24, 2021
稲垣
今、本田さんが仰った「再現性」はすごい大事です。『Dr.STONE』に絡めていうと、科学で最も大切なのは
再現性と言われていて「こうやったら、必ずこうなる」というルーティーンが大事なんです。
僕の意見として噛み砕いて言うと、「『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴)がこれだけヒットしたから、
今の時代に受けるのは『鬼滅の刃』みたいな作品だ」というアドバイスは意味がありません。
『鬼滅の刃』は吾峠先生の天才的な面白さがあったからヒットしたのであって、そこを分析しても仕方ない。
「『鬼滅の刃』とこの作品、この作品、この作品にはこういう共通点があり、それらはすべてヒットしているから、
今の時代はこれだ」…までいくと再現性になります。いくつかの例を分析して検証して科学する。
「なろう系がヒットしているから、今の若者は努力せずに報われたい傾向が強い」は再現性ですね。
このように、成功例から再現性を探していくことが大事です。
そして『アイシールド21』『Dr.STONE』に共通する再現性は「キャラクター」です。
両作品とも僕は「とにかくキャラクターだけで回していく作品」だと考えています。
今は元からすごかったのに周りが評価しなかったんやブームなんやろ?
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