栃木県矢板市の「おしらじの滝」で8月、滝つぼに飛び込んだ男性2人が死亡した水難事故で、当時10度ほどだった低い水温が事故につながった可能性があることが、河川に詳しいNPO法人の現地調査でわかった。
事故は8月18日に発生した。県警によると、群馬県から4人で遊びに来ていた23歳と18歳の男性2人が水深約2メートルの滝つぼに飛び込み、そのまま浮かんでこなかった。
滝つぼに沈んでいるところを救助されて病院に運ばれたが、2人とも死亡した。水死だった。
<略>
「温かい水は水面近く、冷たい水は下にたまる。滝つぼに飛び込み、底の冷水に突然全身がつかったことが事故につながったのではないか」と橘さん。
滞留している水はかき回されないため、下部に低い水温の水がたまりやすいという。
「水の冷たさのショックで呼吸が荒くなり、思わず水を吸い込んでしまうこともある。 筋肉が硬直して動きにくくなり、すぐに上がることができなかった可能性もある」。
滝つぼの底には藻が付着し滑りやすくなっていた。つかまる岩場も少なく、脱出を難しくしたとみられる。
<画像>
2人が死亡したおしらじの滝=2020年9月8日午後1時47分、
栃木県矢板市下伊佐野、平賀拓史撮影(朝日新聞)
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ba9b1633e40bd28f1668c0f3744868ef887ddbe
続きを読む
Source: http://himasoku.com/index.rdf
powered by Auto Youtube Summarize