日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟は７月２９日、冬季そり競技の「スケルトン」の越和宏コーチ（４８）が、２年前の酒席で指導者として適切な対応を取らなかったとして、今年５月に戒告処分にしたと発表した。２０１１年９月に長野でおこなわれた大会後の食事会のじゃんけんゲームで、男子選手が女子選手の胸を触る行為があった。越コーチはゲームには加わっていなかったが、指導者で唯一参加していたにも関わらず、みずからはやしたてていたという。今年春ごろ、関係者から指摘があり、連盟が聞き取り調査を実施。越コーチは行為に関わっていたことを認め、理由について「精神的に強くなってもらいたかった」などと説明したという。これを受けて連盟は「指導者として不適格な行為だった」として戒告処分にした。越コーチは「スケルトン」競技の日本における第一人者で、正式種目に採用されたソルトレークシティーから３大会連続で冬のオリンピックに出場。４５歳で出場したバンクーバーオリンピックでは「中年の星」とも呼ばれていた。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130729/t10013371501000.html
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